コウリンタンポポ

 2004年の7月に、礼文島の高山植物園の入口で初めてコウリンタンポポに出会った。花は小さなタンポポのようだが、色はベニバナに似ている。その後出会っていなかったのだが、きょう住まいのすぐ近くの空き地で見つけた。ほんの2~3株しかないが嬉しかった。

20080618-1124b-Kourintanpopo-540+405 コウリンタンポポ 学名:Hieracium aurantiacum
英名:Orange Hawkweed, Devil’s Paintbrush

  英名の意味は「悪魔の絵筆」。「コウリンタンポポ」とは、漢字で『紅輪蒲公英』と書くように、紅色の花びらが輪状に並んでいる。図鑑によるとヨーロッパ原産で、明治時代に観賞用として移入されたものが野生化したらしく、北海道に多いと書かれている。キク科ヤナギタンポポ属の仲間で、エフデギクとも呼ばれているそうである。なかなか可憐な花だが、茎が50センチちかくまで伸びて、地に這ってしまう。

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