地鎮祭

 西区での新しい住まいの建設がスタートした。まず2日前の10月2日の午前中に、建築予定地の簡易地盤調査のため貫入試験機が運び込まれ、建物予定地の四隅で20ミリ程の太さの錐を、所定の荷重と旋回で打ち込んで行く。

IMGP0338-600_40010月2日の地盤調査( 貫入試験 )

 古家を解体し基礎を撤去した時に、その周辺から頭ほどの玉石がごろごろと出てきた。恐らく近くを流れる琴似発寒川(ことにはっさむがわ)の扇状地だったのだろう。現状地盤面から、最も深く錐が入ったのは1.2メートル。浅いところで0.6メートル。
 調査の担当者の話では、札幌のこの地区以外で
は4メートル以上貫入する事例が多く、ここでは杭工事は不要だろうとのこと。
 そうして今日(10月4日)、地鎮祭を迎えることが出来た。すぐ近くに神社があるのだが、そこは縁結びの神様なので、大地の守り神ではない、ということであった。そこで建設業者の推薦で、御嶽(おんたけ)神社にお願いした。これはこの西区の奥地から丘陵地帯を通って札幌市街地へ抜ける小別沢街道沿いにある。

IMGP0365-600_400地鎮祭でのお祓い

 予定時間前に行くと、既に神主と建築会社の社長が祭壇の準備をしていた。私達が持参した1升の清酒「松竹梅」を献納し、建築会社からも1升の清酒が献納され、神社からは「実り」を意味する野菜類と、スルメが準備された。
 やがて営業担当者、工事担当者も加わって、建築場所の正面と四隅に塩、米、清酒でお祓いをし、鍬入れ、鋤入れを済ませて、地の神の迎えを行った。式後、神主から「場所や方位が非常にいい所ですね」と祝われた。基礎工事開始は10月8日。完成は12月後半の予定。

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