シラカバの樹液

 札幌の繁華街には南1条からススキノまで、南北に走る地下商店街・ポールタウンと東西に走る地下商店街・ オーロラタウンがある。最近、南1条から札幌駅まで地下歩行空間が出来て地下街と繋がり、ススキノから札幌駅までの間1.6キロ、雨に濡れずに歩いて行けるようになった。
 13日の午前中に、繁華街へ出かけた。オーロラタウンは大通公園の下にあり、それを東へ200メートルほど行くと、南側の丸井今井デパートの入り口の前に、北海道産加工食品のセレクトショップ「キタキッチン」がある。そこへ行って、気になっていた「シラカバの樹液」を買った。

IMGP0649-600_400シラカバの樹液「森の雫」 1本180cc入り 315円

 シラカバ( 正しくはシラカンバ )から樹液を採取出来ることは、妻は知っていたようだが、私はつい最近テレビで紹介されるまで知らなかった。樹液100パーセントそのままで飲めるようだが、肌にハリと潤いを与えてくれる美容液としても使えるとあった。

IMG_3917-600_400西区にある西野緑道のシラカバ( 2011.05.11)

flag-day-27-coloring-pageカナダの国旗にあるサトウカエデの葉のデザイン

 樹液の利用といえば、カナダの国旗にも使われているサトウカエデの樹液・メープルシロップが有名だ。サトウカエデの場合は、樹齢30年以上にならないと採取出来ないようだが、シラカバは樹齢20年ほどで採取できるようになるそうだ。
 メープルシロップは、カナダで小瓶を数本買ってきていたが、琥珀色でとろりとして、独特の強い甘みがあって、ホットケーキにかけて食べると美味い。これは樹液を濃縮しているそうだ。
 
シラカバの樹液は濃縮しておらず、透明でサラッとしていてほんのりとした甘みが感じられる。冷蔵庫で冷やしてから飲んでみると、甘みが少し強く感ずるようだ。シラカバの樹1本から一日で1.5リットルほど採取できるとか。

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