* 雪の話ばかりで、書く方もいささか食傷気味であるが、また雪の話である。今回の冬が始まってから、初雪がそのまま根雪になり、気温が上がらず、かといってひどく寒くもならない。
* この辺りは小樽方面から吹いてくる北西風が手稲山( ていねやま・1,023メートル )にぶつかって雪を降らせ、吹きあがった残りの雪が落ちてくるという地形になっている。だから風はあまり強くはないが、札幌市内でも雪が多い所だということは知っていた。
* 今日の午前0時現在の札幌気象台での積雪量は116センチ、初雪からこれまでの総降雪量は448センチと過去の記録の中では第4位。今回の西区の観測所では、約550センチ。
2月17日 午前11時20分
* 昨日の午前中に、前面道路の路面と両脇に積もった雪を、札幌市の委託を受けた業者の重機で掻き出し、ロータリー排雪車でダンプに積み込んで、排出していった。8トンダンプに山盛りに積み込むのにほぼ10分、いっぱいになるとすぐ後ろで待機しているダンプが横づけになり、積み込み始める。雪を摘んだダンプは、近くの堆雪場に持っていき、雪山を築く。
* ところが昨日の午後になってまた雪が降り始め、気象台の記録で19センチ、ここでは25センチ以上積もった。朝に玄関をあけてみると、新聞配達の人が道路から雪を漕いで郵便受けまで歩いた深い足跡がついていた。10時過ぎごろから車、車路、道路の雪かきをしたが、ちょうどご近所でもそれぞれが雪かきを始めていて、昼にはほぼきれいになった。
* とは言っても、もう雪を投げ上げるには路肩の雪山が高くなりすぎで、せっかく昨日排雪してもらった雪山の横に堆積するしかなく、きのう3メートルほど広くなった道路が、きょうは1メートルほど狭くなってしまった。
* 古くから南向いに住んでいる人が、「こんなに大量の雪が降るのは初めてです」と言っておられた。私達は元々初めての経験であり、「こんなものか」と思いつつも、いささかあきれている。
屋内南窓下の植物群(左からホンコンカポック、アボカド、パキラ)
* 屋内では、南側の吹き抜けの窓下に観葉植物を置いているが、環境が合うのか新芽が出たりして元気である。とくにアポカドは、前のマンションに居た時に一本調子で伸びて180センチの梁下に当たるので、150センチで芯止めをしたところ、初めて3本の脇枝を出してきた。ここではその脇枝が上に伸びて、床から190センチほどになり、新たな脇枝が出始めてきた。
すごい雪ですねぇ。
福井の豪雪地帯に親戚がいるのですが、彼らの話から・・・の心配ですが、
室内の扉は雪の重みで開かないって事はないのですか?
雪下ろしで危ないって事ないのですか?
写真で見ると2mくらいは屋根にあるように見えるのですが・・・
閑児さん、こんばんは。
私の写真の景色は、少し積雪がオーバーに見えるように写っていますが、
屋根の上はせいぜい60センチ程度の積雪です。ステイルーフ工法の屋根
で、雪が滑り落ちないような工法なのです。軒先だけが融雪の氷とツララ
ができます。屋根に乗っての雪降しはしませんが、軒先の氷だけ一度落としました。
ただ、建物外部に積もっている雪は、今の路面から優に2メートル以上に
なっています。4月後半にはすっかり消えて畑の土が見えてくるはずですが、
この量を見ると「ホンマに融けるんかいな」と思うほどですよね。
建物の壁は2×4工法、屋根は2×10工法なので、今のところ歪みは出ていません。