じゃがいもの花咲く

 今年の農作業には苦労する。種まきや苗植えの作業以降、日照りや乾燥が続くので、毎日夕方の水遣りは欠かせない。かといって水を遣り過ぎると地温が下がって、作物の発芽や生育に影響がある。
 逆に最近は雨がちの天気が続いて、散水の手間は省けるのだが、地温が上がらないせいか育ちが悪い。ただ大豆の類はよく育ってきているが、なかなか花が咲かない。
 ズッキーニやキュウリのように、雄花と雌花が別々に咲くものはほぼ半々で咲き分けるのが普通だったが、今年は時期によって雌花ばかり、とか雄花ばかりとか、偏って咲くことが多く、人工受粉すらなかなか行えない。
 ジャガイモ等も、種イモを植えてからの発芽率が80パーセント程度で、しかもなかなか大きくならず、ここ1週間ほどでやっと花が咲き始めた。  

IMGP7268-600_300  “インカのめざめ”の花

IMGP7269_7271-600_300“キタアカリ”と”メイクイン”の花

 シシトウやピーマンの仲間は、花付きは良いのだが、ハチがあまり飛ばないせいか花後のふくらみがあまりない。そんな中でミニトマトはよく花が咲き、結実もいい。アスパラガスは根を育てるために収穫を止め、茂らせることにした。

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