地上の虹

 11日に息子夫婦が寄ってくれて、菜園をひととおり眺めていった。その時に、二人が菜園のズツキーニとミニトマトの間の土の上に、細かな網目に虹色の霧がかかったようなものを見つけて知らせてくれた。
 それはまるで、地グモが地面に網を張った上に霧の水滴が着いたように、きらきらと光っているが、強い日照りのもと、正午近かったから、水滴が残っているとは思えない。 観る方向によって見えたり見えなくなったり、また少し頭を動かすと虹のようにその色が変化していく。1組の直径は6×2センチから8×8センチほどで、3組が見られた。

IMGP8718-600_300IMGP8714-600_300bIMGP8716-600_400 ルーペでよくよく観ても、これら0.2ミリにも満たない光源が糸状に繋がっていることはわかっても、その継いでいるものが植物の根の繊維状のものなのか、あるいはクモの糸なのか、菌糸なのかまでは分からなかった。
 カメラでいろいろの方向から撮影してみたが、肉眼では見える虹色の配色がレンズ越しではうまく発色せず、残念だった。
 この日の夜から雨が降り、翌日の昼には晴れたのだが、残念ながらそれ以降はこれらの現象は見つからなくなってしまった。

カテゴリー: 日々つぶやき, 自然 パーマリンク

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