アピオス

 5月の初めに、野菜の苗の専門店で見つけたのがこの『アピオス』で、北アメリカ原産のマメ科の蔓性植物。これは栄養価が高く、古くから北アメリカの原住民が栽培していて、重要なスタミナ源だったと書かれていた。アメリカから輸入された他の植物の根に混じって来たらしく、『アメリカホドイモ』と呼ばれ、青森県では栽培しているという。
 日本のホドイモと同科で、根の下に親指ほどのジャガイモのような根茎が数珠連なりのようにでき、ゴーヤ同様の日除けカーテンになることと、栄養価がジャガイモをはるかにしのぐというので、試しに2株購入して植えてみた。 
 今年は低温多湿でなかなか伸びなかったが、最近ようやく伸びてきて、花を付けるようになってきた。根茎の大きさは親指程と書いてあったが花は意外と大きく、1本に20個以上の花塊が咲いて、1個の花塊は幅2.5センチ、高さ5センチほど、そこに20個ほどの小花が着いている。各々の小花はマメ科らしい形をしている。
 秋になって収穫するのが楽しみだ。食べてみて、美味ければ来年以降も栽培しようと思っている。ネット上では、精が強いので食べ過ぎないように、とも書かれている。

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