ミモザ咲く

 つい2年前まで、早春に自宅の近くで黄色い花を房状に咲かせる木があることを知らなかった。普段あまり通らない所であるが、30年ほど前にもっとこの木の近くに住んでいたときには、なかったと思う。

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 俗に”ミモザ(ギンヨウアカシア)”と呼ぶそうだが、葉の表面はやや銀色。一昨年の記録では葉の表面の銀色が確認できなかったのでフサアカシアと記録したが、どうやらギンヨウアカシアでいいらしい。細めの枝を大きく広げて、高さは5メートル、枝張りも5メートルほどである。

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 今年花が咲いて初めてその存在を知ったが、駅へ向かう途中のマンションの外構に、フサアカシアの若木が2本植えられている。高さ2メートル、枝張り1メートルほど。ギンヨウアカシアよりも花の開きが早く、それこそ房状になっている。
 これを知るまでは、”ミモザ”というのは草花だと思っていた。事実”Mimosa”は、英語の辞書では”オジギソウ(マメ科ミモザ属)”となっている。

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 ところで、私のデミタスコレクションの中に、ウエッジウッドの”MIMOSA” という名のボンドカッブがある。黄土色っぽい色で、細かな花の図柄が描かれている。これは”オジギソウ”のほうだろう。

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