ホソバウンラン

 札幌市の西区と手稲区の境の住宅地に近い山林の谷間に、私と少々因縁のある土地があって、畑にでも出来ないかと現地検分に行ってきた。イタドリやフキ、クマザサ、クヌギやコナラ、タラノキなどがうっそうとしていて、とても畑になど出来はしない。数日前に、この場所から400メートルほど西の奥に入った所で、ヒグマの糞が発見されて、注意喚起の看板が立てられたという。ここのすぐ東は住宅地である。
 位置確認のために、長靴と合羽に剪定鋏を用意して、妻と60メートルほど刈り込んできた。その刈り込みの途中の、割合に開けた陽の当たる所でこの花を見つけ、刈り残して写真を撮ってきた。色々の図鑑で調べてみたが、分布や開花時期、姿などから『ホソバウンラン』であろうと見当をつけた。

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 すぐ南側にはかなり整備された宮の沢川があり、最近の雨で水量も結構ある。この川は数本の川と合流しながら新川にたどり着き、最後は日本海に注いでいる。帰り際に川に寄って見ると、そこには立て看板が立てられていてた。『ヘビ、マムシに注意!』。ヒグマといい、マムシといい、出会いたくない相手ではある。

DSC01419-540_405 宮の沢川

カテゴリー: 土木・建築物, 思い出, 日々つぶやき, 花・植物 タグ: パーマリンク

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