名も知らぬ庭の花

 ご近所に、70歳台半ばのご婦人が1人で暮らしている家がある。6年間寝たきりだったご主人を昨年亡くされた。ご主人が健在のうちは、ご主人が丁寧に庭造りをされていたそうだ。ご主人が病に臥してからは庭に手が回らず、荒れてしまったからと、昨年秋からご婦人が少しずつ手入れを始められた。
 きのうこの庭で通りがかりに見た花が、2日ほど前に北区で見かけて、図鑑で調べても出てこない花と同じだった。きょうご婦人が庭の手入れをされていたので花の名前を聞いた。しかし、5~6年前にご近所からいただいたのだが、この花の名前は分からないという。

DSC02984-540+405 青~薄紫の花

 クロッカスと同じ時期に、同じような場所で咲いている。はなびらはあやめ咲きの六弁花で、葉幅が少し広いのと、葉に白い筋の無いところが、クロッカスとの大きな違いである。また花茎が分枝して、一株にいくつかの花をつけている。
また、ピンクの花をつける一群れの花があった。花はイチゲの雰囲気だがピンクだし、葉はスミレのようであり、ご主人が健在の頃に入手した高山植物らしいとのことであった。これも帰宅後に図鑑で調べたが、出てこなかった。

DSC02987-540+405 ピンクの高山植物?

 私達は札幌に引っ越して来てから、この庭に季節ごとに咲く花が楽しくて、通るたびに見せていただいている。フクジュソウも、塊になって20個以上の花を咲かせていた。盛夏になると、玄関前の枯れ木のオブジェにアサガオがたくさん絡まり、毎朝20個以上の花を咲かせる。ばらも2株あり、これから咲くのが楽しみである。

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