ライラックほころぶ

 ここ2か月ほど歯の治療に通っている。近所の女医さんである。前にちょっと書いた。
https://dadandmam.whitesnow.jp/moiwayama/?p=525

 この歯科医院までの途中には花樹が多いのだが、ライラックが3本ほどある。いま蕾が伸び上がり、大きく広がってまさに咲き始めようとしている。

DSC00284-Lilac-400+300ライラック

 札幌では昭和30年代ころから、毎年6月に”ライラックまつり”が開催されている。英語でライラック、フランス語でリラ、日本語ではムラサキハシドイ(紫丁香花)。この写真のように赤紫のものが主体だが、白いものも多い。藤沢に住んでいたとき、庭に青い花の咲く”カリフォルニアライラック”が1株あった。


カリフォルニアライラック

 北海道独特の気象用語に” リラ冷え”という言葉がある。ライラックの咲く6月上旬は、オホーツク海に高気圧が居座って、北海道に冷たい北東風を送り込むそうだ。
 さて、札幌はいま花樹のシーズンである。近所の花を紹介する。

DSC00278-Yaezakura-400+300↑ ヤエザクラ
DSC00282-Rengetsutsuji-400+300↑ レンゲツツジ
DSC00286-Ezonokoringo-400+300↑ エゾノコリンゴ

 そして、新緑のときから赤紫茶色の葉色を持つノムラモミジが、たくさんの花芽を付けていた。いずれ落ちるときに、ヘリコプターのローターのようにクルクルと回る実を付けるのだろうか。

DSC00281-Nomuramomiji-400+300ノムラモミジの新葉と花

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