♣ ここ2か月ほど歯の治療に通っている。近所の女医さんである。前にちょっと書いた。
https://dadandmam.whitesnow.jp/moiwayama/?p=525
♣ この歯科医院までの途中には花樹が多いのだが、ライラックが3本ほどある。いま蕾が伸び上がり、大きく広がってまさに咲き始めようとしている。
ライラック
♣ 札幌では昭和30年代ころから、毎年6月に”ライラックまつり”が開催されている。英語でライラック、フランス語でリラ、日本語ではムラサキハシドイ(紫丁香花)。この写真のように赤紫のものが主体だが、白いものも多い。藤沢に住んでいたとき、庭に青い花の咲く”カリフォルニアライラック”が1株あった。
♣ 北海道独特の気象用語に” リラ冷え”という言葉がある。ライラックの咲く6月上旬は、オホーツク海に高気圧が居座って、北海道に冷たい北東風を送り込むそうだ。
♣ さて、札幌はいま花樹のシーズンである。近所の花を紹介する。
↑ ヤエザクラ
↑ レンゲツツジ
↑ エゾノコリンゴ
♣ そして、新緑のときから赤紫茶色の葉色を持つノムラモミジが、たくさんの花芽を付けていた。いずれ落ちるときに、ヘリコプターのローターのようにクルクルと回る実を付けるのだろうか。
ノムラモミジの新葉と花