初冬の当間(あてま)高原-2

11月13日(木)
 朝から雨がちで、何ともすっきりしない。朝食前に、すこし濡れるのを覚悟して裏山に登ってみた。小さな貯水池があったが、水鳥の姿は見当たらなかった。

04-Komen-no-Asagiri6x3裏山の貯水池の水面を這う朝もや

 朝食後に、屋内で楽しめる陶芸教室を訪ねてみた。妻は過去に2回ほど経験があるが、私にとっては初挑戦である。大き目のログハウスが教室になっている。先生は若い女性で、今回の生徒は私たち2人だけである。
 濡れタオルに包まれた1キログラムの陶土をそれぞれもらって、まず陶土を手でさわって、丸めることから始めた。ロクロの上でたたいて平らにし、器の底を作る。ひも状に伸ばしてとぐろのように重ねて立ち上がりを作る。つなぎ目をなじませる。器を含めて作品を個ずつ作った。 このあとの乾燥、素焼き、釉薬がけ、本焼きとこちらでやってくれて、1ヵ月半くらいで自宅まで送ってくれるそうである。

  (追補)12月19日、完成品が宅急便で送られてきた。藍色の釉がかけられ、一応焼き物の体裁で仕上がってはいた。形についてはお目こぼし願おう。コーヒーC/S、デミタスC/S、抹茶茶碗、ぐい飲み、角皿、箸置き(全てが「つもり」である)が、やや縮んだものの、割れもせずに完成していた。

05-Tougei-Sakuhin-610x200出来上がった作品

 午後は3時間ほどのハイキングの予定であったが、雨模様なので、近場できのこ狩りをすることにした。リーダーのほかは若いご夫婦と我々だけ。バスで裏山の少し奥まで入り、その後は林の中に開かれた小道をゆっくりと下りながら、道の両側の木の根元をすかすように見て行く。
 きのこは主に太目の樹木の根元で、じめじめしてコケの生えているような所に生えている。歩き出してすぐに、リーダーが一群れのクリタケを見つけて、我々に採らせてくれた。1か所で見つかると、その周辺でけっこう見つかるものであるが、我々にはその最初の発見がなかなかできない。
 ぶななどの落ち葉がびっしりと敷き詰められて、しかもきのこに良く似た色合いをしている。時々カサが大きく開いたクリタケが見つかり、下右の写真のように直径16センチのものも見つかった。ここ2日ほどの雨のせいでよく育ったと言う。ほかに天然のなめこも5~6コ採れた。全部で2キログラムほどになり帰りまでホテルの冷蔵庫に預けた。

06_07-Kuritake_Nameko-Kuritake-605_200 採れたきのこ.ほとんどクリタケ、手前の数個がナメコ   巨大なクリタケ___

「初冬の当間高原-3」

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