児童公園の砂場

 娘の家族が3日前に四国から引っ越してきて、妻が荷物搬入の手伝いに行き、私は自宅に3人の孫をあずかって遊んでもらった。ディズニーアニメのDVDを借りてきて見せたり、ゲーム機で遊ばせたり、また外へ連れ出して児童公園の砂場で遊ばせたりした。DVDやゲーム機は、夢中にはなるが創造性が乏しいように思う。むしろ砂場でのあそびの方が、いろいろ想像と創造力を働かせて遊べるようで、時を忘れて遊んでいる。

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 我が家には子供用の砂遊びの道具がない。きのうはちょうど遊びに来ていた2歳前後の女の子とその若い母親がスコップやバケツを貸してくれた。きょうは浴室の手桶と、妻が植木剪定のボランティアで使っていた移植鏝や熊手などをもたせて遊びに行った。空気は冷たく、日陰だと寒ささえ感ずるが、孫たちは日向でせっせと砂遊びに興じていた。孫達は、親があす転入学・園の手続きに行き、小学校と幼稚園に通うことになる。
 藤沢の公園では、野良猫の糞尿が病気をもたらすからという理由で砂場をブルーシートでふさぎ、危険だという理由でジャングルジムやぶらんこ、滑り台にロープをかけたり、バネでゆらゆらゆれる動物型の乗り物を撤去したりと、子供達が自由に遊びまわる空間をどんどん狭めている。神経過敏な保護者に迎合して簡単な解決策しかとらない管理者には、ほとほとあきれてしまう。別の解決策は考えられないものだろうか。

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