画像:TTは息子、その他は私
◆ 私たちは、沖縄に行ったことがなかった。是非とも行ってみたくてきっかけを待っていた。息子夫婦とその長男(2歳男児)を連れて沖縄へ行くスケジュールがまとまったので、一緒に行くことにした。
◆ 私たちは鳥と植物の観察を主体にしており、息子夫妻は両生類、爬虫類の観察が主体で、鳥にも詳しい。沖縄本島、与那国島、西表島の3島を9日間で周ることにした。移動と宿泊先だけ一緒にし、別々にレンタカーを借りて、それぞれが見たい物を見て歩くことにした。
南 西 諸 島 沖 縄 本 島 周 辺
4月17日(日)-20日(水)- 沖縄本島
◆ 息子の家族と合流し、JRと京浜急行を乗り継いで羽田第1ターミナルへ。12:15発のJAL1919便に乗り、那覇の空港に着いたのは定刻の14:45。すぐに予約していたトヨタのレンタカーを借りて出発した。
◆ 沖縄本島は、私たちにとって全てが初めてであり、自然観察のポイントも多い。しかし全てをじっくり観るには日数も少ないし、またいつでも来れるからと、目的地を北部の山原(やんばる)に絞った。それでも3泊では足りないが、少しでも近くをとやんばるの入り口の名護に宿を取った。
保護された野生動物
◆ 息子の友人が勤める動物病院が中部のうるま市にあり、ちょっと寄ってみることにした。そこでは一般のペットのほかにケガをしたりして保護された野生動物も治療している。ちょうど珍しいことにヤンバルクイナ、オオコウモリ、コミミズクが治療中で、ゆっくりと見せてもらうことができた。
ヤンバルクイナ オオコウモリ コミミズク_
やんばる野生生物保護センター
◆ 残念ながら月曜日で休館だった。
やんばる野生生物保護センター_
熱帯ドリームセンター・沖縄美ら海(ちゅらうみ)水族館
◆ 1975年の沖縄海洋博覧会の時の水族館を転用したとか。巨大な水槽と、そこを自由に泳ぐジンベエザメ、イトマキエイなどが目玉になっている。
熱帯ドリームセンター・美ら海水族館入り口 アプローチ
イトマキエイ ジンベエザメ
名護自然動植物公園
◆ 案内パンフレットには「やんばる亜熱帯園」となっているが、入口には「名護自然動植物公園」となっていた。
__ エントランス キバシガラス?
ヤンバルクイナ コフラミンゴ________
ヤンバルの野生植物
シダの一種 シダの一種 ショウガの仲間
ヘビイチゴ? _ ランの仲間
ヤンバルの野生動物
______ホオグロヤモリ マイマイの仲間
シリケンイモリ カワトンボの一種 カワエビの一種
ヤドカリの一種 ヒトデの一種__
息子の記録から
◆ 息子達は主にやんばる北部・中部の山に入り、両生類・爬虫類を探していた。そこでハイという蛇をくわえて走っていくヤンバルクイナを見かけたという。どちらも珍しい種である。息子は「嬉しいような悲しいような」と苦笑していた。そしてどうしても妻子に見せたかったというイボイモリを2匹発見できたと喜んでいた。
________イボイモリ イボイモリの幼生
リュウキュウカジカガエル ヘリグロヒメトカゲ ヒメアマガエル
沖縄本島で見聞きした生物
・保護 ヤンバルクイナ、コミミズク、オオコウモリ
・野鳥 ヒヨドリ、シロガシラ、ツバメ、イソヒヨドリ
・両爬 ホオグロヤモリ、ミナミヤモリ、イボイモリ、シリケンイモリ、
・ ヒメアマガエル、オキナワアオガエル、シロアゴガエル、
・ リュウキュウカジカガエル、ヘリグロヒメトカゲ
・ほか タイワンカブトムシ、カワトンボの一種、ゴキブリの一種、
・ マイマイの一種、ヤドカリの一種、ヒトデの一種、
・ カワエビの一種
事件
◆ やんばるを歩き回って、私も妻もブヨに噛み付かれ、両手の甲がパンパンに腫れあがった。かゆさも強烈だったため、名護の皮膚科医院に駆け込み、塗り薬と飲み薬を処方してもらった。
「初めての沖縄(2:与那国島)」に続く