ウツギの花

 先日ニセコの山中をドライブしたとき、五色温泉から倶知安に抜ける道で、野生のタニウツギに出会った。ピンクの花を枝一杯に咲かせていて、初夏を謳歌しているようであった。枝を切って見ると、断面の芯が空洞になっている。漢字では『空木』と書くようで、「うつろな木」という意味からきているのだろう。ウツギの仲間はけっこう多いようで、このタニウツギは北海道西部と本州の日本海側に分布するそうだ。

DSC04277-540+450タニウツギ(2008.06.24 ニセコ山中にて)

 また昨日、住まいの近所で、個人宅の前庭に濃い赤色のウツギを見つけた。これは栽培品種であろうが、この札幌では時々見かける花である。

DSC04286-540+405 ウツギspp(2008.06.25 住まいの近所にて)

 私たちが藤沢に住んでいた頃、庭にハコネウツギの栽培品種を植えていた。白と薄ピンクの二色の咲き分けであった。また藤沢市遠藤地区の里山では、白いウツギが咲いていた。

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