♠ 昨年、上富良野の畜産家、Tさんの自宅をはじめて訪ねたときに、T家の居間で咲いていたストレプトカーバスという花の蕾のついた茎を、15センチほどに2本切って頂いて、札幌の自宅で7寸鉢に土を入れ、挿しておいた。すぐに根付いて、その蕾は花になった。
( https://dadandmam.whitesnow.jp/moiwayama/?p=233)
♠ その後室内で窓際に置いたが、昨年の異常酷暑のせいか、なかなか成長しなかった。10月になってやっと室内の環境に馴染んできたのか、ぐんぐん伸びて葉を増やし、12月半ばには蕾を付けて、花を咲かせ始めた。1本の花茎に2~4個の花が付き、茎元から順に咲いて、4個目が咲くときは1個目は落ちてしまっていることが多い。
ストレプトカーパス・サクソルム 鉢土からの高さ約50センチ
♠ ストレプトカーパスはセントポーリアと同じイワタバコ科の仲間で、栽培品種も多く、形態も花の色も千差万別である。ある通販のネットで見ると、200種近い品種の写真が掲載されていた。私達は、T家で初めて見るまでは、この種の存在を知らなかった。
ストレプトカーパス・サクソルム 花の大きさは、ほぼ500円硬貨なみ
♠ この種は冬の寒さに弱く、10℃以下になると枯れるそうだ。かといって直射日光にも弱いので、1年中室内の窓際で、レースのカーテンの内側に置かねばならない。
2回目のコメントになります。私もストレプトカーパスが大好きで旭川に無くはるばる九州からとりよせてはみたものさっぱり成長せず蕾もつきません。何か良い育て方があるのでしたら教えていただけませんか写真みてこれだ!・・と感動しました突然のコメンすみません是非宜しくお願いいたします。
伴野恵子 様
ご返事が遅くなりました。
このページにアップしたストレプトカーパスは、昨年の4月に富良野の近くで乳牛を飼育している畜産家のお宅を訪問した時、暖房のきいた居間の片隅の植木鉢で可愛く咲いていたものです。
木立性で、たくさんの株の中から、つぼみのついたものを15センチほどの長さにスパッと切って、2本ほどいただいてきました。
はじめは花の名前も分からず、土と腐葉土を混ぜたものを植木鉢に入れ、ただ挿しておきました。1週間ほどで花は咲きました。名前も分かりませんでしたが、息子がインターネットの園芸サイトで見つけてくれて、ストレプトカーパスと分かりました。これには木立性や株立ち性など200種類以上もあるようです。
寒さにも夏の日差しにも弱いようですし、葉に直接水を掛けると葉焼けしたりでなかなか育ちませんでしたが、秋に窓際でレースのカーテン越しに陽に当てて、鉢際からどんどん水をやっているうちにぐんぐん育ちはじめ、12月中旬から花を咲かせはじめました。
今は2株で高さ50センチほどになり、常時平均10個ほどの花を咲かせています。派手ではなく、静かに咲いている様子は見ていてほっとするものがあります。
伴野さんが、もしも入手をご希望でしたら、下記メールアドレスまでご連絡ください。
mahitot8★gmail.com
(★は半角@に置き換えてメールして下さい)