除雪・排雪・融雪

 この冬は、あまり寒くはならないが雪の量が多い。雪が積もると、まず幹線道路に積もった雪を除雪車で路肩に寄せていく。札幌ではこの雪を見越してか、幹線道路はもちろん、中通りでもほぼ歩道が作られている。車道から押しやられた雪は、この歩道と車道の間に雪山を作る。降雪量が多いと、雪は歩道にまで押し上げられ、歩行に困難をきたすので、町内会や近隣住民の努力で、歩道の除雪を行う。
 今年のように降雪量が多いと、除雪が間に合わなくて車道の幅が狭くなり、住まいの前の往復4車線道路が、2車線になってしまう。路肩に溜まった雪は、夜などに大型排雪車でダンプに積み込み、河原や空地などの指定場所に捨てに行く。ここ数年は雪の量が少なかったため、札幌市では除排雪の予算を大幅に削減していたが、今年はそうはいかなくなった。特に北区や東区では、異常に降雪量が多く、交差点の雪山で視界が利かなくなる。車で中通りから本通りに出るときに、特に右方向がよく見えないため、少し車体を前に出した時に、右から来る車に接触する事故が多発していると言う。

DSC04465-540_360青空駐車場の出入り口 場内の雪を歩道に積み上げている

 私たちがフィットネスに通う中通りでは、道路に面している個人宅や町内会で歩道の除雪をしているが、青空駐車場がいくつかあって、そのうちの1か所では場内の雪を歩道に積み上げてそのまま排雪せず、歩行者は一旦車道に出なければ通行できない。車道が凍っている時は滑って非常に危険である。いつも忌々しく思っていたが、きょう通ったとき、警官が来ていて、看板にあった電話番号を控えていた。
 きょうはこのとおり、車道の中央部の雪が融け出しており、狭くなった幹線道路では車が路肩の雪山に飛沫を掛けて走っている。私の経験では、1月の中旬に雪が融けだしたと言う記憶はない。

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