立冬に初アラレ

 きょう妻と所用があって車で桑園(そうえん)地区へ出かけ、正午頃市立病院の脇を走っていた時、ぐずぐずと降っていた雨が急に勢いを増し、ざぁっとフロントガラスを叩いた。驚いているとすぐその音が強くなり、雨がアラレに変わった。

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 そういえば、今日はちょうど二十四節気の「立冬」だ。今朝のTVの天気予報で、今年の冷え込みは例年より遅く、札幌での初雪は11月14日になるだろうと聞いたばかりであった。
 ところで、雪としての初雪の前にアラレが降った時は、そのアラレは「初雪」とは言わないらしい。気象庁の気象予報用語では、「初雪」とは『寒候期がきて、初めて降る雪。みぞれでもよい』とあったので、今日は初雪にはならないようだ。
 きょうはこのアラレに遭遇して間もなくスーパーマーケツトの地下駐車場に入ってしまった。買い物を済ませて外へ出ると曇り空になっており、濡れた路面には一粒のアラレも見当たらなくなっていた。

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