急な積雪44センチ

 きのう、未明からの雪が今朝まで降り積もり、南区で最大44センチ、市内平均で40センチの積雪があった。11月の降雪量としては、62年ぶりとのこと。今朝の我が家の周辺も同様で、玄関を出てからの吹き溜まりが深く、すぐそばの車に辿りつけない。

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 妻が東側の道路を除雪しているあいだ、私はまず車を掘り出しにかかった。車の前と横の雪を車の後ろに掻き出し、車体に50センチちかく積もった雪を落として車を道路前まで引き出した。そこで正午になり、一旦昼食休憩を1時間ほど取った。

IMGP7882-600_400 妻が道路で除雪

 車の後ろにセットしてあった融雪機を掘り出し、車に灯油タンクを載せてガソリンスタンドへ。スタンドの灯油の価格表は66円/リッターだったが、プリペイド価格でセルフだと62円。それを20リッター買って、自宅の融雪機のタンクを満タンにし、妻と二人でせっせと融雪すること3時間。薄暗くなってきて、やっと終了。さすがに腰にきた。

IMGP7886-600_300IMGP7908-600_300車の掘り出しと融雪終了

 灯油を買いに行く時、メイン道路さえ除雪されておらず、往復4車線道路が2車線でしか走れなかった。夜のテレビニュースで、市の除雪担当者は「気温が高いのだから、すぐに溶けるだろう」と、除雪の指示を出していなかったとか。流石に市民からの怒りの電話が殺到したと報じていた。
 豪雪で有名な青森県の酸ケ湯では、10月からの降雪量累計は昨日現在で25センチ、積雪量は10センチ。昨日の札幌での積雪量44センチという逆転は、太平洋高気圧がなかなか南下しないところへ、冷たいシベリア高気圧が急激に南下し、それらに挟まれた日本海北部に低気圧が発生して爆発的に発達したせいだとか。これを地球温暖化の現象のひとつとみていいのだろうか。今後が心配だ。

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急な積雪44センチ への2件のフィードバック

  1. 閑児 のコメント:

    大変そうですね。広島はやっと寒波がやってきました。
    今まで暖かかったので、白菜が蕪元が腐って保存がききそうにないので漬物にしました。大量にできたので本漬けにもしなくては・・・・それに寒さに会っていない白菜は不味いとまではいかなくても美味しくありません。ブロッコリーも正月用が皆成長しすぎで収穫せざるをえません。このままだと正月に食べるものがな~い!
    ほんと今後が心配。

    • DAD のコメント:

      閑児さん、お久しぶりです。お元気のご様子ですね。
      この暖気は、そちらでもやはり野菜類の保管に影響があるようですね。こちらでも、秋に採れた野菜、特に南瓜やジャガイモなどは、収穫後に土を掘って埋めておき、その上に積もった雪で大自然がチルド保管してくれます。
      でも今年夏の天候不順であまり収穫が良くなかった上に、秋は暖かいため、この自然チルドがうまくいきません。かぼちゃは多くが腐り、ジャガイモは芽を出してしまいます。
      以前はダイコンも白菜も、私の祖母が自分で漬け込んでいましたが、最近は塩分制限の関係と消費が少量のため、近くのスーパーで買っています。
      いま、いずし(飯寿司)に凝っていて、キャベツと一緒に生のサケ、またはニシン、タラ、コマイ、ハタハタなどを米麹に漬け込んだものを買って来ては、ちびちびと楽しんでいます。
      山陽地方でも雪の知らせを聞きます。どうぞご自愛くださいね。

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