プロッコリーにオオモンシロチョウの幼虫

🐛 ブロッコリーの葉には、モンシロチョウが産卵・孵化・蛹化・羽化して、もう2世代目のサナギが葉裏に付いている。このブロッコリーの葉に、ヒトリガの幼虫に似たケムシが30頭ほど付いていた。図鑑やネットで調べたが、何の幼虫か分からない。

🐛 8月始めごろ、同じブロッコリーの別の葉裏にゴマ粒ほどの黄色い卵が密集して付いていて、低温が続いたせいかしばらく孵化しなかった。死んだと思っていたが、その場所を確認すると葉の中心部に薄い網がかかり、中に5ミリほどの抜け殻が密集していた。ここで孵化して、初令で脱皮したものか。周辺の葉はかなり食われているが、気づかなかった。

 その後ネットで調べた結果、どうやらオオモンシロチョウ(オオシロチョウ)の幼虫だと同定できた。姿や模様が同じで、卵はキャベツなどの葉裏に固めて数十個産み付けられ、幼虫は群れで葉を食するという。この特徴が一致している。
 また成虫はモンシロチョウよりやや大きめで、黒い紋はよく似ているが、黒味が濃く、模様も少し大きめだ、となっていた。
 ということは、成虫の姿も幼虫の食性もよく似たチョウなのに、卵の産み方も幼虫の姿も、単独なのか群れなのかも、まったく違うということだ。この結果には驚いた。ただ、どこでサナギになるのかはわからない。モンシロチョウと違って、かなり目立つ色合いなので、鳥に狙われるかもしれないが・・・。  2021/11/20

カテゴリー: 動物, 日々つぶやき, 昆虫, 自然, 花・植物, 農耕園芸 パーマリンク

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