❅ 昨日からの雪が結構路面に積もっているが、車輪の走る部分は黒々とアスファルトが出ていて、そのわだちから外れた所にシャーベット状の薄黒い雪の帯が出来ている。だから道路には、黒と灰色の帯が延々と続く。
❅ 今日は自宅から21キロほどの小樽市東郊の学校に出かけるので、30年ぶりくらいに雪道を走った。2車線以上の道路を走っていると、大型車が追い抜きざまにシャーベット部分を走行して、シャーベットの飛沫をこちらに浴びせることがある。フロントガラスの視界が飛沫で一瞬見えなくなって、あわててワイパーで掻き落とす。
❅ 以前はまだスパイクタイヤが許されていたから、雪道の走行はそんなに苦労はしなかった。しかしスパイクで雪氷が削られた後はアスファルトを削ってしまい、その粉じんのために札幌の名物・雪祭りの雪像に使う雪が汚染されていて、黒っぽい雪像になってしまったそうだ。春先にはそのアスファルトの削りかすが下水を埋めたり、乾燥して空中を漂い、公害の元になったので、スパイクタイヤは1991年に消防車や救急車などの緊急自動車と、原付バイクを除いて全面使用禁止になった。私の車にはスタッドレスタイヤを着けている。
❅ きょう学校へ行く時は、道路の南側に山やビル、林などのあるところは陽が当たらず、路面に残った雪が車輪で踏み固められて凍り付いていたので、走行に神経を使った。急に降った雪に、運転慣れしていない、あるいは夏タイヤのままで走ったためなのか、そのような凍りついたところ2か所で、追突事故を起こしているのを見かけた。
❅ 帰りには気温も上がって、路面の雪はすっかり消えていた。
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