町内会夏祭り

 私はこの4月から、町内会の所属班23戸の班長を引き受け、月1回の札幌市広報誌の配布、月2回の回欄配布、年2回の町内会費徴収、年1回の排雪費徴収を任されている。今回はもう長いこと続けられているという地区町内会の祭りで、その手伝いを依頼されて妻と二人、引き受けることにした。祭りは8月2日(土)と3日(日)の2日間。
 手伝いの人は祭りの開始時刻( 2日は17:00、3日は16:00 )のそれぞれ3時間前に、会場になる「風の子橋公園」に集合。担当の割り振りは私がトウキビを茹でる係、妻がフランクフルトソーセージの炭焼きと販売の係を割り振られた。テントと、盆踊り用の櫓は既にプロの手で組み立てられていた。

IMGP5545-600_400準備中のテント下 手前がトウキビ茹で場

 トウキビは当日の朝一番で余市の農家で収穫してもらったものを各日300本ずつ担当者が車で運び込んでくれる。我々はコンクリートブロックで囲った窯場に大型のガスコンロを差し入れ、上には60リットル用の大型アルミ鍋に水を張って塩を2キロほど入れる。
 もう何年もトウキビ茹でを担当してきたという80歳近いご老体がリーダーで、既に竈に大鍋を乗せ、水と塩を入れて湯の沸くのを待っている。トウキビのむき手は私とあと2名。リーダーに剥き方のコツを伝授してもらい、一鍋で茹でられる本数を30本と決めで、後はただ湯が沸くのを待っている。
 妻はナマのまま串に刺して冷凍されたフランクフルトソーセージを、湯通しで解凍してから炭火で焦げない程度まで焼き、店頭に回す。

IMGP5552-600_400三日月の元、盆踊りのやぐら

 2日間とも晴天が続き、オープン前には既に金券売り場の前には長い行列が出来る。トウキビは茹であがると、一度塩冷水で冷ましてから発砲ポリスチレンの箱に入れて、売り場に持っていく。売り場のバックヤードでは担当者が1本ずつビニール袋に入れて、売り場の箱に並べて行く。この流れで2日間、各300本を茹で切った。
 3日の祭りの締めくくりは、プロの花火師に盆踊り櫓の後ろで打ち上げてもらったようだが、20本程の割合単純なものだった。しかし身近な真上に打ち上げられる花火は、その音と共に迫力は半端ではなかった。

IMGP5564-600_300IMGP5574-600_300真上の花火

 この祭りで驚いたのは、私の所属する町内会には1,300所帯近くが在籍し、もちろん高齢者も多いが、小学生以下の子供が300人以上来ていたことである。もちろん遠くの地に住んでいて、この辺の実家に帰省している人も多いだろうが、思っていたよりも若い人たちが多かった。

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町内会夏祭り への2件のフィードバック

  1. 鯨の山旅 のコメント:

    本当に盛会でしたね~ 

  2. dad のコメント:

    鯨の山旅さん、コメントをありがとうございます。
    確かに、札幌市内のドン詰まりの地域で、過疎化を心配していましたが、意外に世代交代を含めて、1,300世帯近い家庭があり、里帰り家族も多いとはいえ、小さな子供たちの多さには驚きと共に、少し安心しました。

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