落ち葉とサフランの花

 我が家の庭では、一昨年の初冬に球根を植えておいたサフランが、昨年の10月末にやっと花を咲かせた。今年も、近所の庭や並木の根元では10月初めに咲いていたのだが、我が家のこのサフランは、初雪(10月15日)の後にぽつぽつと葉を伸ばし始めて、ここ数日でやっと咲き始めた。隣家のノムラモミジの落ち葉と同居である。
DSCF1082-600_300 サフランの花の特徴である赤いメシベは、開花したらオシベの花粉が着かないうちに抜き取り、乾燥させて食品の着色や香り付けに利用される。インドではターメリックの代わりとして
も使われ、米を黄色く染めるほか、ハーブティーとしても飲用されるそうだ。
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 このほかに、春に種を蒔いてグングン成長させていた『エゴマ』は、感心するほど背が高く育ったのだが、9月になつてもなかなか花が咲かない。家庭菜園の本をよく読むと、エゴマは30センチ間隔に間引くこと、とあった。私はそれを知らずに、3~5センチピッチで密生させていたのだ。
IMGP7849-600_300 あわてて30センチ程度に間引いたのだが、時すでに遅く、9月末からやっと花を着けた。花後の実(種)が落ちないので、それをきょう、全部刈り取った。ガクの中がすっかりカラになっているものと、茶色の実らしきものが入っているものがあるので、穂先を干しておいた。ガクの外側に白い短毛が密生していて、どんな役目があるのか分からない。

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