♣ 先日札幌へ行ったときに、スーパーマーケットでギョウジャニンニクを見つけて買ってきた。
ギョウジャニンニク
♣ 1軒のスーパーでは”ギョウジャニンニク”とあり、またもう1軒のスーパーでは”ヒトビロ” と書いてあった。昔アイヌの人たちが、栄養食あるいは薬草として好んで食べたとかで、私たちが幼い頃は”アイヌネギ”と呼び、春の代表的な山菜の一つであった。今回買ってきたものは、 時期的に栽培ものであろう。本来は買うものではなく、自分で採りに行った山菜であった。
♣ 軽く茹でて酢味噌和えにして食べる。ニラよりも強い匂いを持ち、ニンニクよりも精がつくという。妻は、 食べはするがさほど好まない。しかし私はこれが大好きである。このクセのある味わいがなんともいえない。
♣ 私たちがまだ札幌に住んでいた頃、妻の母をつれてよく山菜取りに歩いた。5月末だったと思うが、洞爺湖から少し山に入ったところで、一面に生えているギョウジャニンニクを見つけて、帽子に一杯だけとってきたことがある。スズラン(毒草) によく似てはいるが、茎元が赤いのと、なにより匂いが強いので、容易に区別がつく。
♣ 今回、この他に”ハマボウフウ”を売っていた。これは初めてだったが、同じようにして食べた。 しゃきしゃきとして美味かった。”ハマボウフウ”は湘南の海岸に多く自生していたようで、40年くらい前までは藤沢の製菓店「豊島屋」が砂糖漬けを作って売っていたが、いまはお菓子も”野生のハマボウフウ”も、なくなってしまった。
ハマボウフウ
ギョウジャにんにくの酢味噌和え・・・。
珍しい食べ方ですね~。
ウドとかの山菜はそうしますが。
うちは、入り卵と炒めて食べますよ。
>>涼さん、こんばんは。初めまして。
というか、ひょっとして”たらぼー”さんのブログでお目にかかる方ですか?
ギョウジャニンニクは、私的には酢味噌和えが一番美味しいですよ。ワケギのヌタと同じような感覚です。
味覚がニラに近いですから、油いためや卵とじ、おひたし、そして涼さんの言われるような炒り卵と一緒でも、それぞれ美味しいですね。