初夏の花

 東北地方以南は入梅したようだ。例年より少し遅いと言う。関東地方以西については、2週間ほど前に入梅宣言があったが、翌日からずっと快晴・空梅雨で、宣言のしなおしをする羽目になったらしい。地球温暖化の影響のせいなのか、最近は気候の移り変わりに非常に大きな変化が起きているようである。

DSC00678-450+300ホザキナナカマド(?)

 住まいの近くでは、ナナカマドはもう実を結んでいるが、きょうこのような花をつけた樹をみつけた。ホザキナナカマドならば7月に入ってから花を咲かせるはずだし、葉の着きかたも少し違うような気がする。ニセアカシアも咲き始めてはいるが、これとはかなり違う。図鑑で探したがよくは分からない。

DSC00684-450+300サクランボ

 近所ではエゾヤマザクラが多く、すでに黒ずんだ実を着けて落ちてしまっているが、その中に1本だけこのように赤い大きな実を着けたサクラがあった。15年ほど前に、妻の兄夫婦に誘われて、赤井川村のサクランボ農家に実を取らせてもらいに行ったことがあった。毛虫が多く付いていて往生したが、樹からもいで食べるサクランボは至福の味であった。

DSC00683-450+300コンフリー(ヒレハリソウ)

 また近所には一群れだけコンフリーがあって、いま花を咲かせている。2年前の晩夏に、 日光の戦場ヶ原に行ったとき、この花を初めて認識した。家畜の飼料として栽培され、 また一時は健康食野菜として栽培されていたが、 肝臓障害を発症するということで、3年ほど前に摂食禁止令が出たとも聞く。またこれを牧草として牛が食べた場合、 少量のアルカロイドが牛乳に出てくるが、いま日本ではコンフリーを牧草として与えている牧場はないそうである。( 2004.06.28 日本生協連 )

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